さまーたいむ

なかなか梅雨明けしませんねぇ。
今回のテーマは、梅雨明けと共にやって来る夏です。

オイラにとって夏って、一番好きな季節なんですよ。
夏に生まれたせいなのかも知れませんが。
特に好きなのが、夏の夕暮れ。
清少納言は夜だと書いてましたが、オイラにとっては夕暮れです。
日が沈んだ直後、
そう言ってもまだ西の空はほんのり赤く、
とは言え夜の帳もやって来る頃。
そんな頃の気だるく、ボ～っとした感じが好きなんです。
あの何もやる気のおきないような、退廃的な感じが。
「逢魔が刻」ですね。
別にあの話は信じてないけど、
ボ～っとしてると信じても良いかなぁと思ってしまうのでした。

あと夏の夕立も好きなんです。
夕立と言うよりスコールと言うような、
バケツをひっくり返したような雨が。
あまりに激しくて、傘を差す気力も吹き飛んでしまう雨。
そんな雨に濡れながら、ニコニコ歩いて回りたいんですよ。
濡れネズミになっても、夏だとすぐに乾いちゃうし。

逆に同じ夏でも、真夏の日差しは苦手だったりします。
外へ出てるとカ～っとなってきて、
脳ミソが沸騰しそうな感じになるし。
汗で肌はベトベトになるし。
オイラの住んでる大阪は、湿気が多いので余計にそう感じます。
だってあの暑さと湿気といったら、東南アジアそのものですよ。
熱気が肌にまとわり付いて。
なんか舐め回されてる様な感じがします。
北海道なら湿気が少ないから、暑くても平気なんですが。
何故こうも湿気が、と恨めしくなっちゃいます。
土地柄だから、仕方ないんですがねぇ。
でも腑に落ちないのでした。




本日の一曲
「SUMMERTIME」東京スカパラダイスオーケストラ
言わずと知れたジョージ・ガーシュインの名曲。
夏を感じさせるスタンダード・ナンバーです。
スカパラのカバーでは、
今は亡きクリーンヘッド・ギムラが良い“におい”を醸し出してます。
今も存命なら、どんな“におい”を振り撒くのでしょうねぇ。