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今回のテーマは、ハヤシライスです。
好きなんですよねぇ、ハヤシライスって。
カレーライスより好きです。
ギュ~っと濃縮されたソースの旨みと、
香ばしく炒めた肉の旨みが溜まりません。
シャキシャキ感が残る玉ネギの甘みも、
良いアクセントになってますし。
食べるたびに、なんだか幸せな気分になってきます。
そんなハヤシライスですが、やはり地位が低いような。
確かにカレーみたいにわかりやすいスパイスの刺激はないし、
ソースや肉の旨みってのは子供にとってわかりにくいと思います。
だから子供に人気が無いのは、理解出来ます。
どちらかと言えば、大人の料理でしょう。
それゆえなのか洋食屋さん以外のレストランでは、
地位が低いような気がします。
洋食屋さんでは、花形なんですけどねぇ。
でもよく考えたら、ソレだけが原因じゃないみたいです。
ハヤシライスの命って、デミグラスソースですね。
で、そのデミグラスソースですが、
イチから自作すると、丸一週間かかります。
洋食屋さんでは、自作してるお店も結構あるみたいです。
洋食屋さんに於いてデミグラスソースは、
ハヤシライスだけでなく色んな料理で多用する、
“洋食屋の命”と言ってもいいぐらいのモノですから。
でも普通のレストランでは、無理ですよねぇ。
結局、缶詰のお世話になるんですが、ソレが原因のような。
その上ハヤシライスってシンプルだから、
技量の良し悪しがすぐわかっちゃいますし。
作る側としたら、難しい料理だと思います。
でもそれゆえ腕を振るう甲斐があると思うんですけど。
ハヤシライスも名前の由来には、諸説あるそうで。
ハッシュド・ビーフ・ウイズ・ライスがなまった説と、
早矢仕有的さんが考案したという説、
コックの林さんが賄いとして考案した説が有力だそうで。
普通に考えるなら、ハッシュド・ビーフ~説でしょうね。
長い名前だから、縮めたくなるのはわかりますし。
でも個人的には、林さん説を推してみたいなぁ。
その方が夢がありますから。
本日の一曲
「A SHOT IN THE DARK」THE SKATALITES
ヘンリー・マンシーニの作曲した、
ピンク・パンサーシリーズ第2弾の映画主題歌がオリジナルです。
でも他の曲と比べて、全く遜色ありません。
オリジナルと言っても通用するくらい。
それだけメンバー個々の力量がある、という事なんでしょうねぇ。
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